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後頸部に生じた急性の痛み、行うべき検査は?
心月輪(しんがちりん)カンファレンス

2013/08/19

86歳、女性。後頸部痛、両下肢のしびれ。

夕食中、特に誘因なく後頸部痛が出現し、次第に疼痛は両肩に広がった。さらに数十分後に両下肢がしびれ、歩行できなくなったため救急車を要請し、協立総合病院の救急外来を受診した。心房細動、慢性心不全、高血圧、腹壁ヘルニア、腸閉塞の既往がある。
心月輪(しんがちりん)カンファレンス
症例提示:小島 智花(協立総合病院[名古屋市熱田区]後期研修医)
司会:山中 克郎(藤田保健衛生大救急総合内科教授)
出席者:医学生A、B、研修医C、D、E
真言密教では、清浄な悟りの心を「心月輪」と呼ぶ。医学生と研修医に医学の楽しさ、奥深さを体得してもらうために週に1度、指導医が教育症例を提示する。最終診断を伏せて病歴・身体所見から鑑別診断を絞り込むトレーニングの場でもある。

連載の紹介

カンファで学ぶ臨床推論
病歴と身体所見、検査値などから鑑別疾患を考え、追加の問診や検査によりいかに論理的に診断を絞り込むことができるのか。日常診療の基礎となる「臨床推論」のトレーニングに主眼を置いたカンファレンスを収録しました。本連載は、『日経メディカル』誌の「カンファで学ぶ臨床推論」(旧タイトル:「日常診療のピットフォール」)からの転載です。

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