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日常診療のピットフォール
発熱と嘔気・嘔吐の後に急速な意識障害、一元的に考えると?
筑波大学・筑波メディカルセンター病院合同総合診療科カンファレンスより

2010/07/20

主訴 95歳、男性。繰り返す嘔吐。

 3日前の夕方から、発熱と嘔気・嘔吐が表れ、夜間に救急外来を受診した。受診時にも頻回に嘔吐し、吐物は茶褐色だった。急性胃炎、マロリーワイス症候群と診断され、ランソプラゾールを処方されて帰宅した。帰宅後翌日から、せん妄が出現。3日目に意識障害(JCSII-20)が出現したため、当院に救急搬送された。

連載の紹介

カンファで学ぶ臨床推論
病歴と身体所見、検査値などから鑑別疾患を考え、追加の問診や検査によりいかに論理的に診断を絞り込むことができるのか。日常診療の基礎となる「臨床推論」のトレーニングに主眼を置いたカンファレンスを収録しました。本連載は、『日経メディカル』誌の「カンファで学ぶ臨床推論」(旧タイトル:「日常診療のピットフォール」)からの転載です。

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