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日常診療のピットフォール
嗄声を伴わない吸気時喘鳴、何を考える?
洛和会音羽病院総合診療科ランチタイムカンファレンスより

2009/05/18

主訴 71歳、女性。呼吸困難。

 甲状腺癌術後の右反回神経麻痺と肺転移を既往歴として持つ。入院約1カ月前に労作時の呼吸困難が出現し、当院耳鼻咽喉科を受診した。その際に施行した喉頭内視鏡検査では、気道は十分に確保されており上気道閉塞の所見は見られなかった。その後、数回当院を受診したものの呼吸困難や喘鳴の悪化は進み、再度、当院ERを受診した。

連載の紹介

カンファで学ぶ臨床推論
病歴と身体所見、検査値などから鑑別疾患を考え、追加の問診や検査によりいかに論理的に診断を絞り込むことができるのか。日常診療の基礎となる「臨床推論」のトレーニングに主眼を置いたカンファレンスを収録しました。本連載は、『日経メディカル』誌の「カンファで学ぶ臨床推論」(旧タイトル:「日常診療のピットフォール」)からの転載です。

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