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日常診療のピットフォール
原因不明の下肢痛と発熱、全身所見を取り直してみたら…
名古屋第二赤十字病院症例カンファレンスより

2009/02/17

主訴 61歳、女性。発熱。

 5週間前から、左足首の腫脹と疼痛が出現。整形外科でX線を撮るも異常はなかった。症状が改善せず、3週間前に近医内科を受診。深部静脈血栓症の診断で入院し、ヘパリン、ワルファリンの投与が開始された。

 2週間前には、37~38℃の発熱が出現。左足内顆周囲に発赤・熱感があるため、蜂窩織炎の診断でセフォチアムが経口投与された。その後も発熱が持続するため、当科へ紹介受診。

連載の紹介

カンファで学ぶ臨床推論
病歴と身体所見、検査値などから鑑別疾患を考え、追加の問診や検査によりいかに論理的に診断を絞り込むことができるのか。日常診療の基礎となる「臨床推論」のトレーニングに主眼を置いたカンファレンスを収録しました。本連載は、『日経メディカル』誌の「カンファで学ぶ臨床推論」(旧タイトル:「日常診療のピットフォール」)からの転載です。

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