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日常診療のピットフォール
全身の臓器症状を呈する不明熱、何を疑う?
筑波大学・筑波メディカルセンター病院合同総合診療科カンファレンスより

2008/08/19

主 訴 70歳、男性。下肢痛、発熱、開口障害。
4月下旬、田植えからの帰りに下肢の違和感を自覚した。5月1日に乾性咳嗽と38.5℃の発熱が出現。3日の起床時には両下肢の痛み、開口障害が出現し、数日後には這って歩くようになった。11日、起立不能となったため救急車でA 病院に搬送。開口障害、構音障害、顔面筋の緊張が見られ、左下肢痛も認められた。破傷風の疑いで、当院の救急診療科に紹介入院となった。

連載の紹介

カンファで学ぶ臨床推論
病歴と身体所見、検査値などから鑑別疾患を考え、追加の問診や検査によりいかに論理的に診断を絞り込むことができるのか。日常診療の基礎となる「臨床推論」のトレーニングに主眼を置いたカンファレンスを収録しました。本連載は、『日経メディカル』誌の「カンファで学ぶ臨床推論」(旧タイトル:「日常診療のピットフォール」)からの転載です。

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