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循環器Q&Aシリーズ《24》
「搬送前ヘパリン投与」がカテ病院の医師から怒られる理由

2021/09/20
AntaaQA
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<総合診療医>
ACS初期対応でのクロピドグレルとヘパリンについて


急性冠症候群(ACS)に関して、質問させてください。ACSと診断し、1時間程度かかる病院に搬送するときに初期対応としてまず「MONA」(モルヒネ、酸素、ニトロ、アスピリン)を行っています。禁忌や適応外ではない場合ですが。

それ以外に、初期対応としてクロピドグレル硫酸塩やヘパリンを使うこともあると思いますが、以前、勤務していた病院で(耳学問ですが)解離合併例ではこれらの投与を避けるように言われました。また冠動脈バイパス術(CABG)を行う症例では投与を避けるというような記載の本も見たことがあります。

そこで質問です。
(1)一般的にACS全例でクロピドグレルやヘパリンは初期対応として投与すべきでしょうか? むしろプラスグレル塩酸塩を投与すべきだったりしますか?

(2)もし投与すべきでないケースがあれば、ご教示いただければ幸いです。上記の解離合併例やCABGを考慮する症例ではどうでしょうか?

著者プロフィール

Antaa●あんたー。「つながる力で医療を支える」を合言葉に、医師による医師のための活動をしています。主に、医師同士のQAアプリ「AntaaQA」や医療者のためのスライド共有「AntaaSlide」を運営しています。

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