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循環器Q&Aシリーズ《21》
弁置換術後の感染性心内膜炎、抗菌薬はいつまで続ける?

2021/09/15
AntaaQA
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<総合診療医>

初めて質問させていただきます。

73歳男性、半年前に大動脈弁閉鎖不全症(AR)に対して生体弁での弁置換術が行われた後に、今回、感染性心内膜炎となった患者さんの抗菌薬投与期間についてです。

発熱体動困難を主訴に当院初診外来を受診しました。血液培養でEnterococcus faecalis 4/4陽性、経胸壁心エコーを経時的に行い、2回目のエコーで高度のARと弁付着物を認めて感染性心内膜炎と診断しました。手術を強くお勧めしましたが、ご本人の拒否感が極めて強く、抗菌薬治療のみで経過を見る方針となっております。

現在、ゲンタマイシン+スルバクタム/アンピシリン(院内ABPC在庫切れです)で治療中です。血液培養陰性化を確認してはいるのですが、最近の心エコーでも疣贅と高度ARは認められております。このような場合に抗菌薬はいつ頃まで続ければよいか分からず、悩んでいます。ご意見をいただけると幸いです。

著者プロフィール

Antaa●あんたー。「つながる力で医療を支える」を合言葉に、医師による医師のための活動をしています。主に、医師同士のQAアプリ「AntaaQA」や医療者のためのスライド共有「AntaaSlide」を運営しています。

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