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血液内科Q&Aシリーズ《7》
DICの状態で骨髄穿刺をしてもよい?

2021/03/10
AntaaQA
DICの状態で骨髄穿刺をしてもよい?の画像

<総合診療医>
薬剤による葉酸欠乏性巨赤芽球性貧血?


2系統の血球減少について相談させてください。

患者は88歳女性、体重40kgと小柄。入院時、血圧74/60mmHg、心拍数110回/分のショックで特別養護老人ホームから救急搬送。

かかりつけ医による採血検査では2カ月前の時点でヘモグロビン9g/dL 、血小板数7万/μL 、3カ月前の時点ではヘモグロビン10g/dL、血小板数19万/μLでした。

(1)鑑別として、葉酸欠乏性巨赤芽球性貧血のほかに、再生不良性貧血や骨髄異形成症候群(MDS)などの骨髄疾患も疑いましたが、当院では骨髄穿刺(マルク)などをできる環境ではありませんでした。再生不良性貧血も疑って椎体MRIを撮りましたが、添付画像のように椎体の脂肪髄化はありませんでした。

上記のみのデータとはなりますが、本症例は葉酸欠乏性巨赤芽球性貧血と診断してよろしいでしょうか。

(2)骨髄疾患の除外目的でマルクをしたかったのですが、一般的にDICがあるこのような状態でも行ってよいのでしょうか?

著者プロフィール

Antaa●あんたー。「つながる力で医療を支える」を合言葉に、医師による医師のための活動をしています。主に、医師同士のQAアプリ「AntaaQA」や医療者のためのスライド共有「AntaaSlide」を運営しています。

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