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泌尿器科Q&Aシリーズ《13》
結石が無い方の尿管にもステントを留置すべき?

2021/01/05
AntaaQA
結石が無い方の尿管にもステントを留置すべき?の画像

<泌尿器科医A>
尿管ステント留置の検討


76歳女性。ADLはほぼ全介助の方になります。

尿路感染症を繰り返しており、抗菌薬で保存的に加療して軽快するも、腹痛が出現。精査のために行った腹部CTで腹部大動脈瘤を認め、さらに右尿管結石および両側水腎症も指摘され、当科に紹介されました。画像を確認して、右結石性腎盂腎炎の診断で右尿管ステントを留置して、タゾバクタムナトリウム・ピペラシリンナトリウム(TAZ/PIPC)で改善しました。腹部大動脈瘤は経過観察となっています。

質問ですが、腹部大動脈瘤の影響で生じている左水腎症に関して、腎機能や背部叩打痛がなく、感染コントロールも良好であれば、左はこのままステントを入れずに経過観察でもよろしいでしょうか。それとも、両側ステントを留置した方がよいでしょうか。ご助言、よろしくお願いします。

著者プロフィール

Antaa●あんたー。「つながる力で医療を支える」を合言葉に、医師による医師のための活動をしています。主に、医師同士のQAアプリ「AntaaQA」や医療者のためのスライド共有「AntaaSlide」を運営しています。

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