Cadetto.jpのロゴ画像

泌尿器科Q&Aシリーズ《14》
腎盂癌患者が腎盂腎炎に…播種リスクがあっても腎瘻を入れる?

2021/01/06
AntaaQA
腎盂癌患者が腎盂腎炎に…播種リスクがあっても腎瘻を入れる?の画像

<泌尿器科医A>

尿細胞診class Vで紹介のあった85歳男性の患者さんです。

造影CTで早期相で濃染される腫瘤を左腎盂および左上部尿管、下部尿管に認めました。左水腎症も来しており、今後、手術加療の予定にしていましたが、40℃の高熱と倦怠感のため受診。尿沈渣で細菌(+)であり、白血球数 1万3300/μL、CRP 17mg/dLと炎症反応高値を認めました。他に熱源になる所見はなく、前回受診の尿検査は細菌(-)であり、腎盂腎炎の診断で入院となりました。

現在、抗菌薬による加療を行っていますが、腎瘻ないしは尿管ステントを緊急で挿入した方がよろしいでしょうか。播種などを考慮して現在は保存的に加療継続しています。ご意見お待ちしております。

著者プロフィール

Antaa●あんたー。「つながる力で医療を支える」を合言葉に、医師による医師のための活動をしています。主に、医師同士のQAアプリ「AntaaQA」や医療者のためのスライド共有「AntaaSlide」を運営しています。

連載の紹介

AntaaQAピックアップ
「ガイドラインはこうだけど実際は?」「添付文書の副作用のうち、臨床で重要なものは?」――。医師の「知りたい」の解決を目指すAntaa。医師同士のQAアプリ「AntaaQA」の内容をご紹介します

この連載のバックナンバー

この記事を読んでいる人におすすめ