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感染症科Q&Aシリーズ《5》
「アモキシシリンは飲みにくいからセファクロルで…」薬剤師の提案を受けていい?

2020/11/16
AntaaQA
「アモキシシリンは飲みにくいからセファクロルで…」薬剤師の提案を受けていい?の画像

<総合診療医>
小児の定型肺炎や中耳炎でのアモキシシリン投与に関して、先生方のご意見を伺いたいと思います。

小児の定型肺炎や中耳炎の治療ではアモキシシリン90mg/kg/日をよく処方しています。採用薬はワイドシリン20%細粒です。

先日、門前薬局の薬剤師から、以下のようなご提案をいただきました。
・90mg/kg/日だと飲む量がかなり多く、大変
・ペニシリン系は独特な後味があり、苦手な子が多い
・ケフラールカプセル(一般名セファクロル)をバラバラにして、粉にして飲ませるのはどうか? これだと味は良い

皆さんに質問です。
(1)主な起因菌として、肺炎球菌やインフルエンザ桿菌、モラクセラをターゲットに考えると、第1世代セフェムの主なターゲットとは異なるため、提案は不適当だと考えたのですが、いかがでしょうか?

(2)小児の定型肺炎や中耳炎の治療で、抗菌薬治療の適応があると判断した場合にどのような薬剤を使うことが多いでしょうか?

(3)アモキシシリンなど、薬を飲ませる工夫をしておられたらご教授いただければ幸いです。

お忙しいところ申し訳ありませんがよろしくお願いいたします。

著者プロフィール

Antaa●あんたー。「つながる力で医療を支える」を合言葉に、医師による医師のための活動をしています。主に、医師同士のQAアプリ「AntaaQA」や医療者のためのスライド共有「AntaaSlide」を運営しています。

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