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アレルギー・免疫Q&Aシリーズ《3》
患者は90歳。抗リウマチ薬は使う?使わない?

2019/08/19
AntaaQA

Question

<総合診療医> 
生命予後が限られた晩期RA患者への抗リウマチ薬再開をすべきかどうか?(禁忌なし)
90歳の女性でADLは座位保持可能なレベルの方です。認知症は目立たず疎通は良好です。
30年来のRAがあり、過去には金製剤やカルフェニール等で加療されたこともあったようですが、5年前に当院へ紹介されたときには抗リウマチ薬は中止されていました。
前担当医は抗リウマチ薬を再開せずに、PSLやNSAIDSの用量調整で疼痛管理を行っていました。
1年ほど前からADL低下で通院困難となり訪問診療となっています。
最近も種々の関節の痛みでPSLを増量したりしていました。
この4月から私が担当を引き継ぎました。
訪問時に肩痛があり、診察すると肩関節の腫脹が著明で、肩峰下滑液包炎の状態と思われました。
リウマチのコントロールが不良と考え、PSLやNSAIDSの調整や、関節注射などを行っていく予定としています。
本症例で抗リウマチ薬を再開(例えばMTX)した場合、その効果はどの程度のことが多いでしょうか?
例えば、数か月で症状が軽減し、PSLやNSAIDSを減らしたりできることも多いのでしょうか?
非常にあいまいな質問で申し訳ないのですが、先生方であれば、本症例のような生命予後が限られた症例(禁忌なし)において、抗リウマチ薬を使用するかどうかご意見を伺いたいです。
「私なら抗リウマチ薬は使わない気がする」「私なら試しに処方してみるかもしれない」など個人的な感覚で結構ですので、お聞かせいただければ幸いです。
(私自身は抗リウマチ薬を処方開始した経験はありません)
お忙しいところ申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。

著者プロフィール

Antaa●あんたー。「つながる力で医療を支える」を合言葉に、医師による医師のための活動をしています。主に、医師同士のQAアプリ「AntaaQA」や医療者のためのスライド共有「AntaaSlide」を運営しています。

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