死に至る「そのとき」までの生き方について、ホスピス医が問うエッセイ集。著者は、1990年にベストセラー書籍『病院で死ぬということ』を著したホスピス医。自らホスピスクリニックを立ち上げ、日々「そのとき」に立ち向かう患者との対話を続けている。
肺癌になった実母と医師である著者とのやりとりを綴った「医師という立場を離れて」、初めて末期癌患者の告知をした「初めての告知」など、医療者も心を打たれるエピソードが満載。
山崎章郎著 1600円+税 春秋社
ISBN978-4393365458 四六判 197ページ