医師であり弁護士でもある著者が、認知症や未成年者など意思能力がない、または不十分な患者に対して権利侵害を生じないための法的な対処法を示す。
医療界には、患者の権利侵害に至っているなど問題行為が多く、特に認知症患者など意思能力を失った患者における権利侵害は大きな問題と指摘する。本書は理論に加え事例も掲載しており、権利侵害に陥らないための勘所を学べそうだ。
日本医事新報社
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長谷部圭司著 3700円+税 日本医事新報社
ISBN978-4784943432 A5判 159ページ