臨床医の処方頻度が高い薬を中心にその有害事象を解説する。薬剤性の浮腫や高カルシウム血症、消化管出血に加え、薬
疹や薬剤熱、薬剤性肺炎、ジギタリス中毒、テオフィリン中毒など、日常診療でよく遭遇する有害事象の発生頻度や対処法
を説明する。
論文データを多様し、エビデンスを重視する内容。さらに、項目ごとの「まとめ」には、筆者が臨床医として培った薬のリスク回避術も記載されており、参考になる。
医学書院
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上田剛士著 2800円+税 医学書院
ISBN978-4260030168 A5判 153ページ