総合診療医(GP)における医療過失の95%を占める40病態をケースとして紹介し、どのようなミスが医療訴訟につながるかを明らかにする。ケースごとに医療訴訟に至った経緯を簡潔に記し、GPに求められる診療レベルについての専門医の見解とともに法律家の見解を掲載している。
日本とは医療制度も司法制度も異なる英国の例ながら、外来診療で医療訴訟に至るプロセスを知ることは診療の質の向上に加え、医療訴訟を回避する上でも有意義だろう。
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Kevin Barracloughら 著/竹本毅 訳 日経メディカル 編 5400円+税 日経BP
ISBN978-4822239589 B5判 199ページ