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流しの公務員の冒険-霞が関から現場への旅-

2017/01/18

 「流しの公務員」を自称する著者の山田朝夫氏が愛知県常滑市参事、副市長として、常滑市民病院を再建、新築移転するまでのプロセスをつづった書。

 築50年以上、年間の収入が約40億円にもかかわらず毎年7億~8億円の赤字を出し、市が赤字を補填してもなお約15億円の累積債務を抱えていた同院を再建するための山田氏のユニークな取り組みを紹介した。

 例えば、市民病院を取り巻く事情について、当事者である市民が正しく理解した上で病院の存廃を議論できるよう、無作為抽出と自薦の市民からなる「100人会議」を発足し、病院見学ツアーを実施。6~7割が新病院建設に反対という当初の状況から、「どうすれば存続できるか」と参加者の意識が変わっていく様子が克明に描かれている。


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流しの公務員の冒険 ―霞が関から現場への旅―
山田 朝夫
時事通信社
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山田朝夫 著 1500円+税 時事通信社
ISBN978-4788714922 B6判 292ページ

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