癌患者への緩和ケアに長年携わり、1500人以上を看取ってきた著者の経験を基に、終末期を迎えた患者と、その家族に向き合うための心構えやコミュニケーションの在り方をまとめている。「看取りに関わる医療者の7つの心得」など、薬剤師にとっても、在宅などで終末期ケアに携わる際に役立つだろう。
第3章では「納得できる説明の工夫」として、患者が疼痛などの症状や不安を訴えた場合などに、著者がどう対応しているかを紹介している。患者・家族の気持ちに寄り添い、どう声を掛けるかを考える上で参考になりそうだ。
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癌患者への緩和ケアに長年携わり、1500人以上を看取ってきた著者の経験を基に、終末期を迎えた患者と、その家族に向き合うための心構えやコミュニケーションの在り方をまとめている。「看取りに関わる医療者の7つの心得」など、薬剤師にとっても、在宅などで終末期ケアに携わる際に役立つだろう。
第3章では「納得できる説明の工夫」として、患者が疼痛などの症状や不安を訴えた場合などに、著者がどう対応しているかを紹介している。患者・家族の気持ちに寄り添い、どう声を掛けるかを考える上で参考になりそうだ。