外務省は7月15日、海外安全ホームページにおいて、動物検疫での水際対策強化について渡航情報を発表した。口蹄疫や鳥インフルエンザが発生している国々があることから、これらの病原体を日本国内へ持ち込まないために注意すべき対策について、周知徹底を求めている。
注意すべき点としては、以下の3点を挙げている。
(1)病原体を日本へ持ち込まないために、海外では、家畜を飼養している農場などへの立ち入りは極力避けるようにする。やむを得ず海外で農場などへ立ち寄ったり、家畜に接触した人や、ゴルフシューズなど土などの付着した物を持っている人は、病原体が身体や持ち物に付着している恐れがあることから、帰国時に動物検疫所のカウンターに立ち寄ること。
(2)帰国時には、空海港において、すべての人を対象に靴底の消毒を実施する。消毒マットの上を歩いて協力してほしい。
(3)また、海外から肉、ハム、ソーセージ、ベーコンなどの肉製品を日本へ持ち込むことはできないのであらかじめ留意する。
特に、口蹄疫については、現在、韓国、中国、東南アジアなどの国々で発生していることから注意が必要としている。
◆参考情報
1)動物検疫に係る水際対策強化について
2)動物検疫所
3)「海外へ旅行される方へのお願い」
4)「畜産物の輸出入」