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ワイズマン、介護向けシステムとの連携機能を電子カルテシステムに新たに実装

2011/12/09
増田克善

 ワイズマンは、「電子カルテシステムER」に、介護施設・サービス事業者向けシステム「ワイズマンシステムSP」との連携を支援する機能「MC.net」を新たに実装し、2012 年4月から販売する。実装する主な連携機能は、①患者基本機能の共有、②診療・ケア記録の共有、③紹介状やサマリー情報の共有、④各施設の売上・利用状況等の一元化の4つ。

 「MC.net」は、医療施設と介護施設・サービス事業者で保有している患者の基本情報を共有。他施設の基本情報を参照できるのに加えて、医療施設で作成した紹介状や要約情報を介護施設でも共有可能に。より詳細な医療施設のカルテや看護経過記録、リハビリ記録と介護施設のケア記録が時系列で確認でき、他施設での患者の状態を詳しく把握できる。さらに、各施設の医療部門と介護部門の売り上げや利用状況などの情報を集約し、法人またはグループ全体の経営データとしての利用を可能にする。Webブラウザだけで利用できるので、iPadなどの携帯情報端末でも情報を参照できる。

 2012年度の診療報酬・介護報酬の同時改定では、医療・介護施設の機能分化と連携の推進が示され、医療と介護施設間の連携強化を通じて、より効果的・効率的な医療・介護サービス提供体制の構築が重要になっている。スムーズな連携を支援するために電子カルテシステムと介護・サービス事業者向けシステムの情報連携も必須であり、ワイズマンの「MC.net」もそれを見据えたものと思われる。

(増田 克善=日経メディカルオンライン/デジタルヘルスOnline委嘱ライター)
 

電子カルテシステムERに実装されるMC.netの連携機能

 

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