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ホスピタルショウ:NEC、46型液晶9面を用いた大画面ディスプレイでプレゼン展開

2009/07/09
井関清経

 NECは7月8日、7月15日から17日に東京ビッグサイトで開催される「国際モダンホスピタルショウ2009」の自社ブースにて、46インチ型液晶ディスプレイを縦3面×横3面で組み上げた、103インチ相当の大型スクリーンを用い、迫力あるオープンセミナーを展開することを決めた。そのメインステージでは、同社の主力製品・ソリューションの電子カルテシステム「MegaOakHR」や地域医療連携ネットワークサービス「ID-Link」などのプレゼンテーションを展開する。

国際モダンホスピタルショウ2008でのNECブースの様子

国際モダンホスピタルショウ2008でのNECブースの様子

 オープンセミナーで注目なのは、地域医療連携ネットワークサービス「ID-Link」の紹介ステージだろう。「拡張性が高く、病診・病病・診診でデータを閲覧し合える双方向のデータリンク型のサービス『ID-Link』は、複数の医療施設に分散した患者の情報を統合して表示でき、大がかりな設備投資が不要」(医療ソリューション事業部の平鹿裕美マーケティングシニアマネージャー)という。北海道函館地区周辺で医療連携が進む、道南地域医療連携ネットワーク「MedIka」も参考にされたい(参考記事参照)。

 また、NECネッツエスアイが秋田大学医学部附属病院と共同開発し、この秋にも実用化を予定する「電子タグを活用したベッドサイド自動認証システム」のステージも必見だろう。

 同システムは、簡易に表現すればいわゆる「3点チェック」を、電子タグを用いて自動的に行なうもの。例えばベッドサイドでの点滴の際、輸液パックと患者のリストバンド、看護師のネームカードの電子タグをPDAが自動的に認識し、輸液が正しいかなどを読み取り、無線LANを介して電子カルテシステムにリアルタイムに送信される。患者と薬液が整合すれば、実施入力が可能になり、開始時刻、実施者、患者、投薬種類などが記録される仕組みだ。従来のバーコードと比べると、「薬液の梱包に記されたバーコードの読み取りや、患者の手首位置にリーダーを持っていく手間が省けるので、作業時間の大幅な短縮に繋がる」(同氏)という。

 電子タグの単価がまだ比較的高価なため、当面はICUなど限定的な部門での導入を想定しているという。

 また、モダンホスピタルショウ初出展の医療事務システム「MegaOakIBARSII(セカンド)」では、院内のペーパーレス化を支援する同システムの特徴をアピールする。(井関 清経)

【関連サイト】
国際モダンホスピタルショウ2009公式サイト
NECの国際モダンホスピタルショウ出展告知ページ

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