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ウィルコムや東北大など、移動体通信を使った医療情報通信システムの開発コンソーシアム

2009/05/28
加納 征子

 ウィルコムは、東北大学および6社の企業と共同で、「モバイル環境における医療情報通信システム開発コンソーシアム」を設立したと発表した。構成メンバーは、ウィルコム、東北大学に加え、ソニー、フクダ電子、オムロンヘルスケア、本多電子、ネットワンシステムズ、スリーリンクス。モバイル環境において、高画質映像を中心とした生体情報を簡便に伝送できるシステムを開発し、このシステムを訪問診療や集団検診、緊急現場・災害などの際に、利用できるようにすることを目指す。

 同コンソーシアムは現在、医療用システム「電子診療鞄」を開発中である。電子診療鞄は、PHSや携帯電話の移動体通信網を利用して、高画質の映像や音声、あるいは心電図や血圧といった生体情報を、遠隔地にいる医師に伝送する機能を持つ。患者から医師へ高画質の映像を伝送できるため、対面診療に近い環境が実現できる。インターネットの接続環境が完備されていない一般家庭や、救急車などの移動体での利用も可能。生体データを計測する端末装置を自由に組み合わせられるため、疾患の種類に応じた在宅医療や一般人の健康管理といった、柔軟な運用ができるという。

 個人認証と暗号通信により、通信の安全性を確保する。パソコンを中心にシステムを構成しているため、生体データから診療記録までを電子データとして管理可能。将来は、レセプト(診療報酬明細書)のオンライン処理や電子カルテとも連携が可能になるとする。(ITPro

ウィルコムの発表資料



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