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特集 インフルエンザ 2007/2008

【2007/2008トピックス】
Aソ連型のオセルタミビル耐性、日本でも5%に見つかる

 欧州を中心に広がっているオセルタミビル耐性が、日本でも確認された。世界保健機関(WHO)によると日本では2月21日現在、検査対象のAソ連型(H1N1)100分離株中5株にオセルタミビル耐性ウイルスが見つかった。スイスやアイルランドからも初めての報告があり、耐性化は広がりを見せ始めた。

 WHOの集計では、2007年10月から2月21日までに、検査結果が確定したH1N1の2348分離株のうち313株で耐性ウイルスが認められた。耐性率は13%だった(表1)。

 国別に見ると、ノルウェーの耐性率は66%と依然高く、これまでに95分離株中63件に耐性ウイルスが見つかっている。これにフランス(同39%)、ポルトガル(33%)、ベルギー(33%)などが続いており、フィンランドやルクセンブルグ、オランダなども20%を越えている。

 耐性ウイルスはこれまでも見つかっているが、その割合はほとんどが1%未満に留まっていた。WHO調査は現在も進行中であり、耐性率などは変動する可能性はあるが、今回、オセルタミビルの消費量が世界でもっとも多い日本でも見つかったことで、より注意深い監視が必要になった。

表1 Aソ連型インフルエンザウイルス(H1N1)で見つかったオセルタミビル耐性ウイルス(WHO、2月21日時点。最新情報はこちら

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