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特集 インフルエンザ 2007/2008

【2007/2008トピックス】
インフルエンザ流行が拡大、三重県、高知県、愛知県で警報レベル超える

表1 インフルエンザ予防の基本

 インフルエンザの流行が拡大している。国立感染症研究所の集計によると、2008年第4週(1月21日~27日)の患者報告数は全国で7万2994人となり前週の4万4567人から3万人近く増加した。定点当たりでは15.27人で、注意報レベルを超えた。道府県別では、定点当たり報告数が三重県42.79人、高知県31.4人、愛知県31.22人と、それぞれ国立感染症研究所が定める警報レベル(30人/定点)を超えた。

 静岡県(26.52人)、香川県(26.04人)、石川県(26.04人)、福井県(25.84人)、宮崎県(25.88人)などでは定点当たり25人を超え警報レベルに迫っており、流行拡大が懸念される。

 注意報レベル(10人/定点)を超えた都道府県も、前週の20府県から40府県に増加。京都府(9.74人)、東京都(8.6人)、山梨県(8人)などでも注意報レベルに迫っている。

 各都道府県ではホームページなどを通じて注意を喚起するとともに、インフルエンザ予防の徹底を呼び掛けている(表1)。

 MLインフルエンザ流行前線情報DBによると、2008年1月29日~2月4日の有志医師1人当たり報告件数は、宮崎県(48.5)や三重県(45.0)、山形県(32.5)や群馬県(32.0)、さらに山口県(30.0)などで目立っており、当該県だけでなく隣接する自治体でも引き続き注意が必要だ。

 なお、国立感染症研究所によると、第36週以降、第3週(1月14日~20日)までに、AH1亜型(Aソ連型、1243件)、AH3亜型(A香港型、97件)、B型(19件)のインフルエンザウイルスの検出が報告されている。

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