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解説:ONTARGET試験が積み上げたエビデンス

2008/04/08

 3月31日10:00AM(米シカゴ時間)、米国心臓学会(ACC2008)においてONTARGET試験の結果が発表された。以下、Salim Yusuf氏により発表

表1 患者背景

ONTARGET試験の患者背景と無作為化の状況

 ONTARGET試験では、40カ国733施設における2万5620例(冠動脈疾患、末梢動脈疾患、脳血管疾患、臓器障害を伴う糖尿病を伴うハイリスク患者)が、ラミプリル(10mg/日)群、テルミサルタン(80mg/日)群、両剤の併用(ラミプリル10mg/日+テルミサルタン80mg/日)群のいずれかに無作為に割り付けられた。ラミプリル群(8576例)、テルミサルタン群(8542例)、併用群(8502例)における平均年齢は66.4~66.5歳、女性比率 26.3~27.2%、治療前における収縮期血圧は平均141.7~141.9mmHg、収縮期血圧は平均82.1mmHgであり、3群の背景因子に統計学的有意差は認められなかった。また、冠動脈疾患・脳卒中・糖尿病の合併症率、スタチンや抗血小板薬などの既存の使用薬についても3群間に有意差は認められず、大規模臨床試験において重要となる無作為化のプロセスが良好に行われたことが確認された(表1)。続きはこちらで

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