日経メディカルのロゴ画像

2008. 8. 19
「あなたの患者さんはCOPDではありませんか?」(1)
COPDの診断率は5% [企業提供]

 COPD(Chronic Obstructive Pulmonary Disease)とは、喫煙などが主な原因で、空気の通り道である気道 (気管支)や酸素の交換を行う肺 (肺胞)などに障害が生じ、通常の呼吸ができなくなる「肺の生活習慣病」です。以前は「慢性気管支炎」と「肺気腫」に分けられていた病気が、COPD(慢性閉塞性肺疾患)としてまとめられました。

有病者数は500万人以上に達する一方、診断率は5%にとどまっています。

 COPDのわが国の推定有病者数は500万人以上にものぼり、2020年には世界における死亡原因の第3位になると予想されています。高血圧や糖尿病のようにCOPDは身近な病気にもかかわらず、大半の患者さんは見過ごされています。

(監修;京都大学大学院医学研究科呼吸器内科学教授 三嶋理晃氏)

* この記事は、日経CME2008年8月号「あなたの患者さんはCOPDではありませんか?」から抜粋したものです。

■参考文献
1)厚生労働省2005年患者調査
2)Fukuchi Y, et al,Respirology. 2004;4:458-465.
Nippon COPD Epidemiology(NICE) Study
3)Murray CJL et al,Lancet 1997;349:1498-1504
Alternative projections of mortality and disability by cause 1990-2020: Global Burden of Disease Study

この記事を読んでいる人におすすめ