日経メディカルのロゴ画像

エリアレビュー・再発卵巣癌
プラチナ製剤感受性/抵抗性卵巣癌に対しベバシズマブは症例を選んで投与する有力なオプション
国立がん研究センター中央病院乳腺・腫瘍内科 温泉川真由氏

2013/10/01

 初回再発のプラチナ製剤感受性卵巣癌患者を対象としたOCEANS試験および前治療歴が1または2レジメンのプラチナ製剤抵抗性再発卵巣癌患者を対象としたAURELIA試験において、標準的な化学療法とベバシズマブの併用、維持療法は、化学療法単独に比べて、無増悪生存期間(PFS)を有意に改善することが明らかになりました。奏効率もベバシズマブ併用により有意に良好な結果となりました。これは再発卵巣癌に対しても、ベバシズマブは優れた臨床効果を有することが統計的にしっかり示された結果だと考えています。

 またAURELIA試験では、原病により生ずると考えられる腹痛や便秘などの腹部の症状が、ベバシズマブを併用することで軽減することが示されました。症状緩和によるQOLの向上といった観点から、この結果は臨床的に重要なデータだと思います。

詳細はこちら(PDFウインドウで開きます)

  • 1
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んでいる人におすすめ