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エリアレビュー・大腸癌
大腸癌術後補助化学療法では依然としてFOLFOX療法が標準治療【ASCO GI2011】
筑波大学大学院人間総合科学研究科臨床医学系消化器内科教授 兵頭一之介氏

2011/03/23

 今回の2011 Gastrointestinal Cancers Symposium(ASCO GI)では、大腸癌術後補助化学療法に関する演題が多く発表されました。結論から申し上げますと、現在の大腸癌術後補助化学療法の標準治療であるFOLFOX療法の位置づけは変わらないということです。日本の標準治療としても早く定着して欲しいと思います。

ベバシズマブ併用の術後補助化学療法はネガティブ

 最も注目されたのはAVANT試験のデータです(演題番号362)。フランスSaint-Antoine病院のA. de Gramont氏が発表しました。これはステージⅢの大腸癌患者を対象に、FOLFOX4(5-FU+LV+オキサリプラチン)またはXELOXカペシタビン+オキサリプラチン)へのべバシズマブ上乗せ効果を検討したものです。既に主要評価項目は達成できなかったことが報道されていましたが、今回の発表で試験結果の詳細な内容が明らかになりました。


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