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エリアレビュー・多発性骨髄腫 【ASH2009】 大きく変貌する多発性骨髄腫の薬物療法
東京慈恵会医科大学附属第三病院腫瘍・血液内科診療部長 薄井紀子氏

2010/01/18

東京慈恵会医科大学附属第三病院腫瘍・血液内科診療部長 薄井紀子氏

 今回の米国血液学会ASH 2009)では、多発性骨髄腫MM)に対するレナリドミドの発表に注目しました。レナリドミドは高齢者MM患者のファーストラインとして用いても良く、早期段階であるくすぶり型MMのハイリスク患者にも有効で、自己骨髄移植後の地固め療法としても有用であることが明らかとなりました。

 レナリドミドは、一連のIMids(免疫調整薬)の1つでサリドマイドの新しい世代です。これまで主に使われていたボルテゾミブも良い薬ですが、注射製剤で神経毒性が強く、中々十分に使えないという問題点がありました。一方、レナリドミドは飲み薬で、臨床的には治療がしやすくなります。今回の一連の発表で、どの治療段階でも、MMの治療にはレナリドミドにかなり期待が持てるということが言えたのではないかと思います。

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