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抗EGFR抗体の効果に関連する遺伝子変異検査薬が4月にも発売

2010/02/05
横山勇生

 ロシュ・ダイアグノスティックスは、癌患者の組織からKRAS遺伝子変異を検出する体外検査薬「TheraScreen K-RAS mutation kit」を4月の保険収載を前提に、同月にも発売する予定であることを明らかにした。2月4日に同社が都内で開催した2010年記者懇談会で同社社長の小川渉氏が公表した。大腸癌においては、KRAS遺伝子の変異があると抗EGFR抗体の効果が劣ることが明らかになっており、KRAS遺伝子の変異は抗EGFR抗体を効率良く治療に応用するために必要な検査対象と考えられている。

 「TheraScreen K-RAS mutation kit」はKRAS遺伝子変異の中でも、出現頻度の高いコドン12、13の7つの変異を検出することができる。変異を検出するリアルタイムPCR法の1つであるスコーピオン・アームズ法を利用した遺伝子検査薬。専用解析ソフトが入れられたリアルタイムPCR法用の医療機器で処理して判定する。

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