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NEWS◎日本透析医会と日本透析医学会による透析施設のCOVID-19感染状況調査続報
透析施設のCOVID-19、クラスターは未発生

 日本透析医会と日本透析医学会による新型コロナウイルス感染対策合同委員会が実施中の全国の透析施設におけるCOVID-19の感染状況調査の続報が4月17日に発表された。本調査は4月9日より開始され、学会員を対象にCOVID-19の感染症例が発生した場合に報告するよう求めたもの。

 4月10日に第1報が発表され、10日時点での透析患者におけるCOVID-19感染者は31人、うち死亡者は3人であった。

 今回の続報によると、17日午前8時時点の透析患者における感染者は累計47人で、うち死亡者は4人。10日時点から感染者数は16人、死亡者数は1人の増加にとどまった。

 なお、合同委員会によると現状では透析施設におけるクラスターは発生していない。

 全体の死亡率は8.5%で基礎疾患のない患者と比較して高率。低酸素血症に対する治療率は44.7%(ECMO使用2人、人工呼吸器使用5人:うち死亡1人、酸素投与14人)。

 地区ごとの内訳は以下の通り。

●北海道・東北地区(北海道、青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島)
 【10日時点(以下同)】0人→【17日時点(以下同)】1人
●関東地区(東京都を除く:茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、神奈川)
 10人→16人
●東京地区(東京都)
 11人→13人(死亡2人→2人)
●甲信越・北陸・東海地区(新潟、富山、石川、福井、山梨、長野、岐阜、静岡、愛知、三重)
 5人→8人(死亡0人→1人)
●近畿地区(滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山)
 2人→5人(死亡1人→1人)
●中国・四国地区(鳥取、島根、岡山、広島、山口、徳島、香川、愛媛、高知)
 0人→0人
●九州・沖縄地区(福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄)
 3人→4人

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