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ルポ がんの現場 [08 Spring]
慈恵医大病院・国際医療福祉大三田病院成功の鍵は「小さく導入大きく育成」国内初の前立腺がん地域連携パス

2008/06/16
日経メディカルCancer Review

選択肢の多い薬剤を一般医向けに限定も


前立腺がん地域連携パスは運用開始から、ようやく1年が経過しようとしている。これまでパスを適用した患者数は100人弱と、徐々に患者数も増えている。今後について氏は「全国に前立腺がん地域連携パスを普及させると同時に、泌尿器科以外の開業医もパスに参加しやすいように、選択肢の多い使用薬剤を、ある程度、限定していきたいと思う」と抱負を語る。

前立腺がんの治療薬には、注射剤の「リュープリン」「ゾラデックス」、内服薬の「カソデックス」「オダイン」「プロスタール」などがあるが、その選択に際しては「一般医は負担を感じている」(山﨑氏)ようだ。
また、パスに参加する一般医の泌尿器科領域に関する知識向上も重要だ。「AU医療連携カンファレンスなどに参加したくても、診療が夜間に及び参加できない開業医も多い」(南氏)ということもあり、患者本位の地域連
携を考えた場合、対応策が求められるところだ。(医学ライター・上田昇)

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