日経メディカル Cancer Review

2008/6/16

トピックス6 [08 Spring]

膵臓がんワクチンの開発に大塚製薬と東大ベンチャーが着手


大塚製薬とオンコセラピー・サイエンス(OTS、神奈川県川崎市)は、膵臓がんを対象にした治療用ペプチドワクチンの開発・製造・販売に関することで合意、1月31日に契約を締結した。OTSは、2001年に設立されたバイ
ベンチャーで、取締役に東京大学医科学研究所教授の中村祐輔氏が名を連ねるなど、東京大学と深いつながりを持っている。

中村氏らが東京大学医科学研究所で研究してきたがん細胞に特異的に発現している遺伝子産物を同定し、分子標的治療薬や抗体医薬、診断薬を開発することを創業の目的としている。また、最近は遺伝子産物から高い抗原性を持ったペプチドを割り出し、それをワクチンとする研究にも力を入れており、今回の契約のその一環。膵臓がんは、予後が悪いがんの筆頭。手術や化学療法、放射線治療のいずれもほかのがんを下回る治療成績しかあげておらず、免疫療法への期待は高い。

(日経メディカルCancer Review)

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