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トピックス4 [07 Spring]
がん診療連携拠点病院が全国で286カ所に空白県はとりあえずゼロに

2007/04/03
日経メディカルCancer Review

 厚生労働省の検討会は2006年12月28日に開いた会合で、がん診療連携拠点病院を35道府県の107病院を追加指定した。この結果、全国のがん診療連携拠点病院は286カ所となった。これは全国どこでも質が高いがん診療を実施することができるように厚生労働省が地域を中心に整備を進めているもの(22ページ参照)。最終的に全国の2次医療権に最低1つ、置くことを目標としている。

 患者の増加と患者それぞれの医療に対するニーズの高度化、多様化の流れを受けて、厚生労働省は既存医療資源の選択と集中によるがん医療の拡充に乗り出している。その一環として、東京の国立がんセンター中央病院を頂上とするピラミッドの中に、各地域のがん診療連携拠点病院を組み込む医療体制の構築を進めている。今後の日本のがん医療が、がん診療連携拠点病院を中心に展開することは確実と見られているが、一方で地域で独自に質が高いがん医療を推進してきた病院の中には、こうした一種の統制政策に異議を唱える声もある。 

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