■ 末期がん患者の輸液・栄養管理は悪液質の有無で一変する
「末期がんの患者でも生体反応が崩れていない状態、つまり悪液質ではない状態では、普通の患者さんと大差ない栄養管理が有効です。しかし、一たび、がんが放出するサイトカインなどで代謝系が崩れ、悪液質の状態に陥ると、濃厚な栄養管理が逆に症状の増悪や代謝状態の悪化を招く。そこで、ギアチェンジと称する輸液・栄養管理の変更が必要になる」(東口氏)。

■ 末期がん患者の輸液・栄養管理は悪液質の有無で一変する
「末期がんの患者でも生体反応が崩れていない状態、つまり悪液質ではない状態では、普通の患者さんと大差ない栄養管理が有効です。しかし、一たび、がんが放出するサイトカインなどで代謝系が崩れ、悪液質の状態に陥ると、濃厚な栄養管理が逆に症状の増悪や代謝状態の悪化を招く。そこで、ギアチェンジと称する輸液・栄養管理の変更が必要になる」(東口氏)。