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2004.09.08

栄研化学の「どこでも遺伝子検査」構想、科学技術振興機構の研究課題に採択

 栄研化学は9月7日、同社が開発した遺伝子増幅技術であるLAMP法を用い、様々な状況での感染症病原体検出を可能にする新技術の実用化研究が、科学技術振興機構の課題として採択されたと発表した。

 採択された研究課題は、「感染症検出用ユビキタスPOCTデバイスの実用化研究」で、科学技術振興機構(JST)の2004年度革新技術開発研究事業に応募した539件中、28件の採用課題の一つに選定された。

 研究課題は2006年度までの3年間に、デバイスの設計、試作、実用化のための評価、各種感染症への応用まで進める予定という。ユビキタスは(だれでもどこでも)、POCTはPoint Of Care Testing)の意味で、遺伝子検査のすべての工程を一つのデバイスに収め、医療機関内だけでなく、交通機関や臨時収容施設など、テロや新型インフルエンザなど、場所を選ばず迅速な対応を要求される感染症への対応を可能にすると考えられる。

 栄研化学のプレスリリースはこちらまで(pdfファイル)。(中沢真也)