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今、医師の育成に何が必要か
21世紀医療フォーラム『医師の育成』研究部会が開催

2009/06/17
21世紀医療フォーラム取材班シニアライター 田野井真緒

森山 寛氏(東京慈恵会医科大学附属病院長)

 大学医学部の使命は、「教育」「研究」「臨床」だが、大学医学部における教育で最も重要なことは、「国民が必要とする医師」を育てることである。これまで、日本では数多くの医学教育に関する答申が出されてきたが、大学が医師養成という社会的責任を果たすためには、医療消費者の意見に耳を傾けることも必要。本研究部会では、21世紀医療フォーラムの代表世話人(マネージングボード:財界会議機構)の財界人の参加を得て、医療人との意見交換から医学教育のあり方を探る。第1回目の会合は4月27日、日経BP・会議室にて開催された。

『医師の育成』研究部会の座長は東京慈恵会医科大学附属病院長の森山寛氏。近年の医学教育の改革で注目すべきは、2004年から実施されている新臨床研修制度*だが(*:最終ページに解説)、冒頭、森山氏は、「新臨床研修制度によって、卒前・卒後教育の一貫性が失われた」と、医学教育が岐路に立っている現状にふれた。

 森山氏の挨拶に続き、東京慈恵会医科大学教育センター教授の福島統氏が、「医学教育カリキュラム:医師の養成の観点から」と題して、卒前教育を中心に講演。その後、参加者による意見交換が行なわれた。

21世紀医療フォーラム『医師の育成』研究部会
第1回会合 出席者
座長森山 寛氏(東京慈恵会医科大学附属病院長)
委員齋藤康氏(千葉大学学長)
 白井厚治氏(東邦大学医療センター佐倉病院院長)
 福島 統氏(東京慈恵会医科大学教育センター教授)
 柴田拓美氏(野村ホールディングス副社長)
 中川順子氏(野村ヘルスケア・サポート&アドバイザリー社長)
 佐伯達之氏(IMSジャパン社長)
 金谷美佐緒氏(IMSジャパン)
 山口司郎氏(IMSジャパン)
司会阪田英也(21世紀医療フォーラム・プロデューサー)
事務局中島久弥(日経BP執行役員)
 小出由三氏(日経BPnet編集長)
 池畠宏之(21世紀医療フォーラム取材斑チーフ)
 桶谷仁志(21世紀医療フォーラム取材班編集長)
 田野井真緒(21世紀医療フォーラム取材班シニアライター)

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