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医療のグローバル化と、重みを増す医療情報。さまざまな工夫で、日本の医療を世界水準に

2009/08/01
アイ・エム・エス・ジャパン代表取締役社長 佐伯達之氏

アイ・エム・エス・ジャパン代表取締役社長 佐伯達之氏

IMSは、世界100カ国以上で、医療・医薬品情報を収集、分析し、データやソリューションサービスを提供するグローバル医薬情報企業だ。世界中の製薬会社が、IMSの情報を、新薬開発のために欠かせないマーケティング資料として活用している。その日本法人であるアイ・エム・エス・ジャパンは、日本発の“薬の安全性情報”検索サイト「安心処方 infobox」をつくるなど、独自の事業展開が注目されている。
代表取締役社長の佐伯達之氏(21世紀医療フォーラム代表世話人)に、グローバルな医療・医薬品情報の世界から見た、日本の医療問題に関する意見を聞いた。
(聞き手:日経BPクロスメディア本部プロデューサー 阪田英也 構成:21世紀医療フォーラム取材班 編集長 桶谷仁志)

昔風の医師の良いところ、悪いところ

―佐伯さんは、双子のお兄様が眼科医(佐伯眼科クリニック:小田原)として著名です。また、お父様は宇都宮の開業医で、長く栃木県の医師会会長も務められました。ご親戚にも医師が多いとうかがっています。佐伯家は、古くから続く医師の家系なのでしょうか。

佐伯 家系図を調べたわけではないのではっきりしませんが、祖父の前の代は富山県の出らしく、多分ずっと医薬関係の仕事に携わってきたのだと思います。ただ、父は貧乏医者でしたね。

いまでもよく覚えていますが、宇都宮高校は男子校で、年に1回、市内を走るマラソンの行事がありました。私は、そのマラソンの時にはくズック(運動靴)を買ってもらえなかった。お袋は古い足袋をたくさん集めて、それを縫い合わせた手製のシューズを作ってくれましたが、走っている間にそのシューズが破れて、足が血だらけになるんです。冬に雪が降っても、はいていく長靴がない。冬でも下駄ばきです。雪の中で、下駄は歩きにくかったですねえ(笑)。

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