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「#8000」、「こどもの救急」を知っていますか?(2)
~母親の不安解消に役立つ電話相談、インターネット

2009/04/21
取材:21世紀医療フォーラム取材班シニアライター 森 裕

 3つ目は、何度もクリックしないで済むようにしたことだ。ホームページ上で何度もクリックして迷子にならないように、欲しい情報に少ないクリック数でたどり着けるように工夫してある。

 このほか、「病院に行く前に準備するもの」「看護のポイント」など具体的な注意点まで細かく解説されている。症状によっては、動画や静止画で実際の状態をみることができるものもある。

 全国20名の小児救急医が作成した原案を元に、3名の小児科医が月に1~2度、2~3時間議論して、制作に2年かかったという。それだけあって、開設以来、1日に2,000件ものアクセスがある。

 「不要不急の小児の救急患者が減ることが、期待の1つではありますが、具合の悪い人に来るなということでは決してありません。例えば、熱が出たときに、お母さんがみて元気そうだというのと、小児科医が診て心配ないというのは、レベルが違います。ですから、これは安全のために小児科医が診ておいた方がよいだろうという項目に、1つでもチェックが入っている場合には、病院に行くという選択肢がでるようになっています」 と、松裏氏は強調する。

 一方、渡辺氏は、

「これからは1つのサイトに携帯電話やパソコンでアクセスすると、#8000と子どもの救急がドッキングした形で、まず、「病院にすぐ行くべきか」「翌日の受診で良いか」を切り分け、疑問に関しては電話相談ができ、さらに地域の医療機関の情報も知ることが出来る。このように、有機的な連携ができるようになるのが理想です」と将来の展望を語っている。

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リポート 医療の現場から 新着一覧

  • 地域医療の崩壊は食い止められるか 銚子市立総合病院「休止」と「再開」の狭間で(1)(2009年7月17日)
    ノンフィクションライター 田中幾太郎

     全国各地の自治体病院が苦境に陥っていると言われてから久しい。だが、根本的な解決策はまったく見いだされず、大半の施設は相変わらず、医師不足や累積赤字に悩まされている。昨年10月に診療を停止した銚子市立総合病院も、地元住民の願いに反して、8ヵ月以上が経過した今も再開の目処は立っていない。同病院のケースは多くのメディアでも採り上げられ、世間の注目を集めたが、なぜ、ここまで追い詰められたのか、背景に横たわる複雑な事情が正確に伝わっているとは言い難い。これから3回にわたって、その裏に隠された真相を洗いだしながら、地域医療復興へのヒントを探ってみたい。(続きを読む

  • 「きちんと知りたい妊娠の心得11カ条」 (2009年5月30日)
    21世紀医療フォーラム取材班シニアライター 森 裕

     「セックスをしたら妊娠します」「この男の子供を産むためなら死んでもいい!と思うような男の子供しか妊娠してはいけません」・・・・・・など、タイトルだけ読むと、当たり前のことばかり並べた「きちんと知りたい妊娠の心得11カ条」(表1)が話題を呼んでいる。 書いたのは、川崎医科大学産婦人科非常勤講師・宋美玄氏。今年で産婦人科医になって9年目の女性医師だ。学生時代には、21世紀医療フォーラムの代表世話人である大阪大学副学長・門田守人氏に薫陶を受けたという。(続きを読む

  • 「#8000」、「こどもの救急」を知っていますか?(2)(2009年4月21日)
    取材:21世紀医療フォーラム取材班シニアライター 森 裕

     発熱や下痢、嘔吐・・・子どもが急に具合が悪くなることはよくある。それも夜間や休日、病院がやっていない時に限って起こったりする。今は核家族化が進んでいるから、近くに相談相手になってくれる年寄りもいないし、少子化で、育児の経験が乏しく、母親は不安に駆られる。 あわてて24時間対応の救命救急センターに飛び込むと、すでに同じような子どもを抱えた母親でいっぱいだ。長時間待たされることで、みんな殺気立っている。コンビニ受診*という後ろめたさも脳裏をよぎる・・・。 今回は、そんな母親の悩みを解消してくれる行政側、医療側の取り組みを紹介する。<br />*コンビニ受診:緊急性がなく軽い症状なのに、夜間/休日に病(続きを読む

  • 「#8000」、「こどもの救急」を知っていますか?(1)(2009年4月14日)
    取材:21世紀医療フォーラム取材班シニアライター 森 裕
  • 「救急」〜医師不足をどうやって補うか(2)(2009年3月25日)
    帝京大学ちば総合医療センター救急集中治療センター
  • 「救急」〜医師不足をどうやって補うか(1)(2009年3月7日)
    帝京大学ちば総合医療センター救急集中治療センター

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