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第5回:病院実習情報の入手方法と病院へのアプローチ

2009/11/17
賀来 敦(社会医療法人北斗 北斗病院研修医)

いずれにせよ、早めに情報を入手し病院へのアプローチ手段を確保してさえおけば、いかようにでも対処は可能である。重厚なエントリーシートも事前に課されることが分かっていれば、早めから着手可能であるし、高学年を優先するのであれば病院実習を後回しにすればよいだけのことだ。

私はエントリーシートのまとめは、3年生ぐらいにほぼ終えていた。だいたいの施設が、「志望理由」と「目指す医師像」・「自分の経験をどう生かせるか」の3点の内容である。早めのうちに書き上げておくことによって、6年生の就職試験の直前にあわてなくてもよいし、一度書き上げてしまえば、使い回しも可能だ。

また病院によって「科」別の実習プログラムをWebサイトや募集告知で公表する所もあるが、むしろそうでないところが多い。そのため多くの病院では、申し込み時に「何科の実習を希望するのか?」を聞いてくる。病院の全ての科で見学や実習を行うことは不可能だ。その病院の代表的な「科」はどこかは、申し込みの前に予め調べておいた方がよいだろう。

自分の志望科が決まっているのなら、もちろんその科の見学実習を行えばよいが、まだ決まっていない場合はどうすればよいのだろうか?

私の場合は内科系・外科系を2~3日間ずつ、計5日間で廻らせていただくことが多かった。5日間あれば空き時間を利用しての、施設見学も十分に行える。

可能なら「科」のカンファレンスが何曜日に行われているかを事前に聞いて、廻る順番を決めた方が、得られるものが多い。例えば、水曜日にカンファレンスを開催する科があるとする。その場合、月曜日から水曜日までその「科」での実習申し込みをすると、カンファレンスで発表する用の患者さんを割り当ててくれるケースがある(或いは、自分から希望する)。こういったデューティーの有った方が、こちらとしても指導医の関わり方などを観察しやすいと考えている

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