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「21世紀医療フォーラム」第3回代表世話人会を開催
医療問題解決に向けて、より具体的で実現可能なテーマを推進

2010/03/23
21世紀医療フォーラム取材班


千葉大学学長 齋藤康 氏



ノバルティスファーマ社長 三谷宏幸 氏



アイ・エム・エス・ジャパン会長 佐伯達之 氏

「地域医療再生計画」を追跡。
その成果を検証し全国に推奨

4番目の活動テーマは、「地域医療再生」の追跡と広報・啓蒙。フォーラムでは、各都道府県の「地域医療再生計画」を取材し評価。これら計画の実施と成果を検証し、再生モデルを推奨する予定だ。中でも、「千葉県地域医療再生プログラム」の推進者の1人は、千葉大学学長の齋藤康氏。同氏は、千葉県東金市に2014年(平成26年)開設予定で準備が進んでいる「九十九里地域教育センター」について、「同センターは、救急医療と、研修医の地域医療教育機能を兼ねる施設。一番重視しているのは医師の一生を視野に置いたダイナミックな形の医師育成」と、その意気込みを語った。

その後、代表世話人による意見表明に入り、この中でノバルティスファーマ社長・三谷宏幸氏は、「グローバル企業からみて、この8~9年で、日本の医療界やその産業は弱くなってきたという印象を受ける。4つの具体的なプログラムで、変革を起こしていきたい」とした。また、アイ・エム・エス・ジャパン会長・佐伯達之氏は、「全体像も大事だが、医療を受ける側の視点を常に大事にしたい」と強調した。


筑波大学附属病院水戸地域医療教育センター教授 徳田安春 氏



バイエル薬品会長 栄木憲和 氏

その後、筑波大学附属病院水戸地域医療教育センター教授・徳田安春氏による「水戸モデルによる地域医療の再建」、バイエル薬品会長・栄木憲和氏による「日本の医療分野の成長戦略」と題する講演が行われ、特に栄木氏から、「国民皆保険という、世界に冠たる制度を守っていくためには、地域医療を充実させ、国民の意識を変える必要がある」との発言があった。

次回、第4回代表世話人会は、7月21日開催予定。


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