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エリアレビュー・肺癌(2)
非小細胞肺癌での維持療法の検討進む【ASCO2011】
国立がん研究センター中央病院呼吸器腫瘍科外来医長 久保田馨氏

2011/08/17

 非小細胞肺癌NSCLC)の治療戦略として、最近、維持療法(maintenance therapy)が注目されています。これは、初回化学療法にSD以上の効果があった患者に対して、標準的な治療期間以降も引き続き化学療法を行うことによって、増悪までの期間を延長し、予後の改善を目的とする治療法です。

 現在、初回化学療法終了後は経過観察し、増悪時に2次化学療法を考慮することが標準的ですが、進行NSCLC 患者は増悪までの期間が短く、増悪時にはPSの悪化などにより2次化学療法を受けられない場合もあります。また、終末期の化学療法はむしろ予後悪化が懸念され、治療可能なうちに薬物療法の機会を増やそうという考え方です。

 今回のASCOでは、初回化学療法としてペメトレキセドとシスプラチンを用いた非扁平上皮NSCLC 患者を対象に、維持療法としてペメトレキセドを用いたPARAMOUNT 試験の結果が発表されました。


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