現在の大腸癌に対する標準治療は、ステージIVの大腸癌で肝転移や肺転移などの遠隔転移があっても、切除が可能なら原発巣および転移巣の切除を行い、切除が不可能な場合には化学療法が治療の中心となる。
名古屋市で開催された第46回日本癌治療学会総会のランチョンセミナー(共催:中外製薬)において、国立がんセンター中央病院消化器内科医長の山田康秀氏は「進行・再発大腸癌治療における分子標的薬剤の役割」と題して講演を行い、進行・再発大腸癌治療に用いる抗血管内皮細胞増殖因子(VEGF)ヒト化モノクローナル抗体を中心とする分子標的薬剤の特徴と臨床応用について解説した。
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