昨年12月に非小細胞肺癌治療薬として承認を取得したエルロチニブ(商品名「タルセバ」)は、上皮成長因子受容体(EGFR)のチロシンキナーゼ部位を阻害する低分子化合物で、EGFR-TKIと呼ばれる分子標的薬の一種だ。この新しい肺癌治療薬エルロチニブをどう使うべきか。
6月15日から開催された第48回日本呼吸器学会学術講演会ランチョンセミナー「肺がん分子標的治療」では、国立がんセンター中央病院肺内科医長の大江裕一郎氏が「肺がんに対する分子標的治療」と題してEGFR-TKIの2剤の特徴を紹介し、その臨床応用について解説した。
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