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2005. 11. 17

痛風対象の大規模長期試験でフェブキソスタットの方がアロプリノールよりも効果の高いことが報告

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痛風・高尿酸血症

 非プリン系キサンチンオキシダーゼ選択的阻害剤のフェブキソスタットがプラセボやアロプリノールよりも痛風患者の血清中の尿酸レベルを強く下げることが大規模臨床試験APEXの結果が明らかとなった。11月16日に開催された米国リウマチ学会のACR Concurrent Abstract Session 「Crystals and Bugs in the Rhematic Diseases」で米国Oklahoma大学のR.L.Wortmann氏(写真)らが試験の結果を発表した。

 試験は1067人の患者を対象に28週間行った大規模臨床試験。被験者の94%が男性で78%が白人だった。試験はプラセボを投与する群、フェブキソスタットの80mg投与群、フェブキソスタットの120mg投与群、フェブキソスタットの240mg投与群、アロプリノールを100mgか300mg投与する群に分けて行われた。

 臨床評価は最後の3カ月の測定で尿酸値が6.0mg/dL以下に下がることを主要な評価指標にして行われた。その結果、プラセボ群が0%、アロプリノール群が22%だったのに対してフェブキソスタットの80mg投与群は48%、フェブキソスタットの120mg投与群は65%、フェブキソスタットの240mg投与群は69%となり、フェブキソスタットが優れているという結果が出た。また、28週目の1回の測定で尿酸値が6.0mg/dL以下に下がることで評価した場合、プラセボ群が1%、アロプリノール群が41%だったのに対してフェブキソスタットの80mg投与群は76%、フェブキソスタットの120mg投与群は87%、フェブキソスタットの240mg投与群は94%となり、この場合もフェブキソスタットの方が優れているとする結果になった。(横山勇生)

(日経メディカル)

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