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2005. 11. 15

関節リウマチを対象にした組み換えヒト軟骨糖たんぱく質-39のフェーズ1で有望結果、免疫寛容狙う

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 オランダOrganon社とオランダUniversity Medical Center,Nijmegenのグループは遺伝子組み換えヒト軟骨糖たんぱく質-39(Org39141)の活動性関節リウマチを対象にしたフェーズ1臨床試験で有望な結果が得られたことを明らかにした。フェーズ2試験も近く終了する予定だという。これは11月14日に米国サンディエゴで開催された米国リウマチ学会のポスターセッション「RA treatment-biologics and gene therapy」でOrganon社のJos Housbiers氏(写真)が発表したものだ。

 Org39141は、関節リウマチ患者に経鼻投与して粘膜免疫寛容を誘導することを狙った製剤だ。臨床試験は週1回投与を4週間行い、その後8週間追跡調査した。研究グループは、全部で36人の関節リウマチ患者をプラセボを投与する群、Org39141を25μg投与する群、125μgを投与する群、625μg投与する群、3125μgを投与する群に分けて試験を行った。

 研究グループは臨床評価を欧州リウマチ学会(EULAR)が関節リウマチの疾患活動性をスコア化しようと考案したDAS28で行った。その結果、4週間の投与後で、プラセボ群ではDAS28スコアが−3%であったものが、625μg投与群で−24%になるなど疾患の改善傾向が確認できた。また、重篤な副作用も特に見出されなかった。(横山勇生)

(日経メディカル)

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