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記者の眼

編集長就任のご挨拶
原点に立ち返り、臨床医のためのサイトに

 4月1日より日経メディカルの編集長を務めることになった山崎です。日経メディカルの創刊から数えで50年。13代目の編集長となります。

 コンピュータ系の取材を中心に行ってきた私が、日経メディカルに異動となったのは2003年。以来、いくつかの雑誌や新聞の編集部を渡り歩いてきましたが、一貫して医療の取材を続けてきました。実は2003年の日経メディカル異動当初は、「医療なんてよく分からないものの取材なんかしたくない、会社を辞めてやる」と思っていました。ですが、医療提供者、患者、行政官、政治家、製薬企業社員といった様々なステークホルダーの方々が、「よりよい医療を提供したい/受けたい」と同じ夢を見る関係にあることに引かれ、気がつくとどっぷりと医療の世界に漬かっていました。以来約20年、地域医療のあり方や医師ー患者関係、医師のキャリアといったテーマを中心に、様々なお話を伺って記事にしながら、ステークホルダー間の潤滑油の役割を果たしてきたつもりです。

 ただ、インターネットが普及したことで個人が発信するハードルは低くなり、必ずしも我々のような第三者が入らずとも先生方がご自身で発信でき、SNSなどを用いてステークホルダー同士で直接情報交換できる時代になりました。私自身、いつも先生方がTwitterやYouTube、noteといったサービスを通じて発信しておられることを興味深く拝見しています。そんな中で実際に現場で働いているわけではない我々が、先生方に何の価値を提供できるのか──。「日常診療に役立つ情報を厳選して提供する臨床医のためのサイト」という日経メディカル Onlineの原点に立ち返り、もう一度1から考えていきたいと思っています。

 また、徐々に日経メディカル Onlineでも文字以外の動画や音声といった新しい形での情報発信が増えてきました。実は前編集長の田島も(こっそり)、毎週最新医学論文5本を日本語で紹介するPodCast配信を始めていました。

 今後もこれらの音声コンテンツや動画コンテンツを充実させていきたいと思っておりますし、さらには発信をしたい先生方のお手伝いもしていきたいと思っています。「ウェビナーをやりたいけれどノウハウがない」「機材が足りない」という先生がおられましたら、お問い合わせフォームから、ぜひご連絡ください!

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