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DIクイズ4(Q)
DIクイズ4:(Q)細菌性肝膿瘍の外来フォロー時の注意点
日経DI2014年12月号

2014/12/10

日経ドラッグインフォメーション 2014年12月号 No.206

服薬指導
細菌性肝膿瘍の外来フォロー時の注意点

64歳の男性Mさんが、病院の消化器内科を受診した帰りに、処方箋を持って薬局を訪れました。

薬剤師が病状を尋ねると、Mさんは次のように話しました。

肝臓にばい菌が入って膿がたまっちゃったらしくて、えらい目にあったよ。まさか半月も入院することになるなんて。

おかげで2週間前に退院できたけど、まだしばらくは抗生物質を飲まなきゃいけないんだってさ。そういえば、糖尿病の方のお薬もなくなっちゃったから、早いところもらいに行かなきゃいけないな。

※お薬手帳によると、Mさんは2週間前まで病院の消化器内科に入院しており、退院時に今回と同じ薬剤が2週間分処方されていた。Mさんの話からは、糖尿病の治療中であることがうかがえるが、詳細は不明。この数年間に海外渡航歴やステロイド投与歴はないことが確認できた。

Q1

Mさんは細菌性肝膿瘍のため入院していたことが推察される。
細菌性肝膿瘍に関する記述のうち、正しいものは次のうちどれか。

(1)胆道系感染を契機に発症するケースが多い。

(2)通常、抗菌薬の点滴静注を2~3週間行った後、経口抗菌薬を2~4週間投与する。

(3)主な起炎菌はメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)である。

(4)肝膿瘍に対するフラジール(一般名メトロニダゾール)の処方は、嫌気性菌への効果を期待したものである。

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