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日経DI2014年7月号

2014/07/10

日経ドラッグインフォメーション 2014年7月号 No.201

読者から

お薬手帳を定着させる工夫を教えて

 臨床での薬の使い方を「日経DIクイズ」で勉強しています。写真で紹介された他の薬局の工夫も参考になります。私が勤務している薬局は皮膚科の門前で、お薬手帳がなかなか定着しません。内服薬があまり処方されないので、患者さんは、飲み合わせの心配はないと思っているようです。他の薬局の工夫や声掛けのコツなどを知りたいです。(40代女性、東京都)

薬剤師はOTC薬に目を向けるべき

 OTC薬と医療用医薬品の相互作用など、OTC薬に関する記事を充実させてください。薬物治療が細分化されるにつれ、薬剤師は処方箋通りに薬を渡すだけの存在になっているのが現状です。医療用医薬品の使用をもっと減らせるよう、OTC薬や漢方薬、サプリメントの知識を身に付ける必要があると思います。(50代男性、東京都)

これより先はPremium版読者からの声です
「処方箋の裏側」が参考になる

 調剤報酬改定に関する話題も、ひと通り知っておくべきとは思いますが、『日経DI』の中では「医師が語る処方箋の裏側」など、疾患や薬の特徴、選択基準に関する記事に興味があります。最近では、2014年2月号特集「全身性貼付薬の使い方指導」や、13年10月号特集「処方箋の裏側 かぜ編」などが非常に参考になりました。更年期障害や不妊治療に用いる薬剤やピル、漢方薬など、婦人科系疾患の治療薬についても取り上げてください。(40代女性、神奈川県)

お薬手帳関連のクレームが増加

 私が勤務する薬局には、一日に何件か患者さんからのクレームがあり、対処に苦慮しています。4月からは、特にお薬手帳を作ることに対するクレームが増えたように思います。また、待ち時間への不満や、「薬の説明は必要ない」「後で見たら薬が足りなかった」といったクレームもありました。クレームの様々な実例や対応策を教えてほしいです。(50代女性、千葉県)

薬局薬剤師は危機感が薄いのでは

 薬局薬剤師は向上心や競争力といったものが乏しいように感じています。「今日と同じ明日が来ればそれで満足」という人が多いのではないでしょうか。病院薬剤師との温度差すら感じます。勉強会に参加するのは良いのですが、そこで得た学びをどう実務に生かすかということまで考えているのでしょうか。出席するだけで満足していたり、認定薬剤師の資格取得のためにシールをもらっているだけではないでしょうか。
 薬局と他の小売業との比較など、「このままではダメだ」という危機感を読者に持たせ、薬局薬剤師を“井の中の蛙”にさせないような記事を希望します。(20代男性、兵庫県)

化学構造式への理解は重要

 『日経DI』には、化学構造式があまり載っていないように感じます。言うまでもなく、薬の構造式は薬効や副作用などを理解する上で、最も基本的で重要なものです。また、それができるのが薬剤師の“特技”として、社会的にも認められるところだと思います。(80代男性、香川県)

編集部から

 「うちの仕入れ値よりも、近隣のドラッグストアの販売価格の方が安いので、OTC薬を置いても仕方ない」。薬局薬剤師がこんなふうに語るのを聞いたことがあります。
 ただし、OTC薬に関して薬局薬剤師に求められるのは、販売することだけではありません。特にかかりつけ薬局であろうとするならば、処方箋を持参した患者のOTC薬の使用状況や相互作用をチェックしたり、受診勧奨の必要性を判断したりするといった対応も求められます。そんな観点で企画した今号の特集「処方箋から見たOTC薬の使い方」はいかがでしたか。
 政府の方針などを見ても、セルフメディケーション推進の方向は強まるばかりです。医療用医薬品だけでなく、OTC薬に関する知識もしっかりと身に付けて、地域の人から頼りにされる薬剤師を目指しませんか。(橋本)

「日経DIクイズ」のデスクを引き継いでから、そろそろ9カ月がたちます。読者の皆さんから送られてくるアンケート結果では、DIクイズが相変わらず好評で、とてもありがたく、やりがいを感じています。
 そのDIクイズに関してですが、この6月に新刊『日経DIクイズ ベストセレクション STANDARD篇』を発行しました。毎年出している書籍版『日経DIクイズ』の1~10巻に掲載した問題から、100題をセレクトしたもの。昨年発行したBASIC篇の続編です。
 問題の難易度は、BASIC篇に比べて少し高くなっています。マイナーな疾患や薬剤も登場します。ですが、STANDARD篇と銘打っている通り、監修者である日本メディカルシステム(東京都中央区)の笹嶋勝氏が「一人前の薬剤師なら、これくらいは知っておいてほしい」というレベルの問題をえりすぐっています。
 若手から中堅に差し掛かる方、指導薬剤師を目指す方々、腕試しにいかがですか? 今秋には『日経DIクイズ』第16巻も発行しますので、そちらもよろしくお願いします。(野村)

 5月から『日経ドラッグインフォメーション』編集部に配属になりました。以前は『日経バイオテク』という媒体で、大学や研究機関、ベンチャー、製薬・医療機器企業などを取材してきました。
 これまでの医薬品に関する取材は、新薬の探索研究と前臨床、臨床開発が主な対象。政策面では、政府の研究振興施策や、先端医療をいかに患者へ届けるかといったテーマを取材してきました。対して『日経DI』では、市販後の医薬品の適正使用や、医療制度、薬事行政を取材することになります。
 今、日本の人口構成の変化と、それに対応する技術や制度の導入に応じて、様々な職種で働き方や業務内容に変化が求められていると思います。特に薬剤師は、長期的な治療プロセスの中でより大きな役割を果たすことになると予測しています。新しい取材先で色々な出会いがあることを楽しみにしています。(増田)

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