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日経DI2014年5月号

2014/05/10
堤 由香梨

日経ドラッグインフォメーション 2014年5月号 No.199

読者から

病院薬剤師は本当に評価される?

 娘が薬学部5年生です。病院薬剤師を志望していましたが、就活の中で、待遇が良くなく、転職率も高く、長く働ける職場ではないと考えるに至ったようです。
3月号Report「なぜ評価される病院薬剤師」を読みましたが、本当に今後評価されるのかと疑問に思ってしまいました。(50代女性、広島県)

院内処方に戻す動きに注目

 一部の大病院で、院外処方を院内処方へ戻す動きが目立ってきています。私立やJA厚生連系の病院に多いですが、それらの経営者は、実際のところ、医薬分業をどう思っているのかを知りたいです。(40代男性、新潟県)

医師に情報開示を強要され困惑

 先日、少し離れたA医院から薬局に電話があり、「患者Yに半年前、B医院から処方された薬を教えてほしい」と言われた。患者Yの生年月日は確認できたが、個人情報保護法に抵触するので、患者本人に問い合わせてもらうよう伝えてほしいとお願いしたところ、「地域医療に協力する気がないのか」「お薬手帳の活用について説明していないのだろう」「従業員教育がなってない」などと恫喝された。結局、薬局開設者と相談し、A医院へ出向いて医師の身分を確認した上で教えることになった。

 A医院から電話があった時、薬局はちょうど忙しい時で、業務妨害だったと思う。地域医療のネットワークを活性化する意味では、医師同士で問い合わせすべきと思うと同時に、患者にはお薬手帳を持っていてほしいと切に感じた。(50代女性、東京都)

移動時間を利用して熟読

 『日経DI』は、適度な厚さと細か過ぎない文字の大きさ、堅苦しくない表現など、一番好きな専門誌です。普段はあまり時間がないので主に服薬指導の箇所を読み、外出時の移動や待ち時間を利用してじっくり読みます。(60代女性、宮城県)

これより先はPremium版読者からの声です
高齢者施設の調剤のコツが知りたい

 私は薬局に勤務しており、月2回、老人ホームの入所者の薬を調剤して届けています。3月号特集「認知症」を読んで、患者さんがどのような容態なのかを垣間見ることができました。

 施設では薬を経管投与することが多いようで、錠剤の粉砕指示や散剤の処方が多くあります。ただ、チューブに詰まったり、光や湿度の影響で薬がダメになってしまうことも……。簡易懸濁法のノウハウや、高齢者施設の看護師さんやケアワーカーさんが経験した、薬に関する“困った”エピソードを知りたいです。(30代女性、千葉県)

“調剤薬局”というくくりに違和感

 学生時代から『日経DI』を読んでいて思うのが、日経DIはあくまで“調剤薬局”向けの雑誌であるということ。「ドラッグインフォメーション」という名でありながら、OTC薬に関してはおまけ程度でしかないと強く感じます。以前、法的に“調剤薬局”というくくりはないと聞いたことがあります。調剤業務のみを重視し、“調剤薬局”という言葉を薬局側が頻用した結果、世間的にもそう認知されてしまったのではないかと思います。

 個人とかチェーンとか、調剤、OTC薬、病院とかいうくくりを取り払って、薬剤師の未来を考えられる組織が必要だし、『日経DI』も、調剤薬局のためではなく、薬に関わる全ての人のための雑誌であってほしいと思います。 (30代男性、宮崎県)

基礎知識の応用の仕方を学びたい

 基礎と臨床をつなぐための知識を身に付けたいのですが、薬剤師は医師のように師事して学ぶ機会がありません。疾患に関する基礎知識や、病態ごとの薬剤の使い分けなどに関する記事を希望します。(30代男性、栃木県)

編集部から

編集部で運営しているウェブサイト「日経ドラッグインフォメーションOnline」(略称DI Online)を4月12日にリニューアルしました。(URL)
 姉妹誌の「日経メディカルOnline」と統一感のあるすっきりとしたデザインにしたほか、スマートフォンで読みやすくしたのが一番のポイントです。また、左側のログインボタンの周りを「パーソナルエリア」として、読者のお名前や編集部からのお知らせなどを掲載します。右側には、興味があるジャンルを設定しておくと、「日経メディカルOnline」「日経メディカルAナーシング」のサイトを含めた新着記事が自動的にリストアップされて表示される、「Myセレクト」のコーナーを設けました。
 編集部では、コラムやトレンドの記事を通じて、皆様にタイムリーな情報提供を心掛けていきます。日経DI本誌とウェブサイトのDI Onlineを、これまで以上にご活用ください。(橋本)

『薬局実務実習パーフェクトマニュアル改訂版』を5月7日に発行しました。2015年度から新コア・カリキュラムがスタートしますが、実務実習に関しては検討が始まった段階ですので、今回は、従来のマニュアルの「実情にそぐわないところを改訂」しました。
 初版発行から4年がたち、当初は処方箋の記載様式の更新を主眼に置いていました。ところが、いざ読み返してみると、在宅医療や介護保険の制度、多職種連携の状況は大きく変化していることに気が付きました。近く施行される改正薬事法により、OTC薬の区分や取り扱いも大きく変化。さらに調剤報酬改定を受けて、保険調剤業務の流れも変わり、休日・夜間の対応もこれまで以上に求められるようになりました。東日本大震災を経て、災害時の薬剤師の役割も重要になっています。
 学生の実務実習の教科書が、たった4年で、こんなにも内容を変えなければならないことに驚かされました。それだけ、薬局をめぐる環境は大きく変化しているのです。最新の情報が詰まった本書で、充実した薬局実務実習が行われることを願っています。(佐原)

この4月で、社会人になって丸10年がたちました。『日経メディカル』から『日経DI』に異動したのが3年半前。診療報酬改定の取材をしていると、時がたつのが早く感じます。
 私にとって5回目の診療報酬改定の取材を終え、ようやく取材先の方々にも名前や顔を覚えていただけた……?と思っていたら、週刊誌『日経ビジネス』に異動となりました。これは間違いなく、私の人生の大きな節目になりそうです。医療業界の取材で得られたことがすぐに生きるかは分かりませんが、「読者に寄り添いつつも、客観的」な取材スタイルは貫きたいと思います。
 先行き厳しいといわれる薬局業界ですが、それを一蹴するように地域でキラキラ輝く薬剤師さんが多くいらっしゃることを実感する日々でした。そんな方々が希望を持って働き続けられるように、これからも陰ながら応援し続けます。ありがとうございました。(河野)

訂正 本誌Premium版3月号PE11ページ「実践!保険塾」に誤りがありました。
問題2の解説で、麻薬加算と向精神薬・覚せい剤原料・毒薬加算のうち、「麻薬加算のみ算定する」と記載していますが、問題2 の処方内容の場合は(1)と(2)が別調剤となるため、(1)で向精神薬加算、(2)で麻薬加算をそれぞれ算定できます。このため、加算を含めた調剤料の合計は、81 +8+63 +70 =222 点となります。
 以上、お詫びして訂正します。

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